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■■■当店の営業日について■■■
当店は水曜・日曜・祝祭日を定休日とさせていただいております。営業時間は午前10時~午後7時です。
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KIRK Enterprise Solutions(KES)によりCanonの超望遠レンズ(IS III型)のために専用設計され、4本のネジで固定された純正フットを取り外して交換するロングタイプの高剛性レンズフットです。
※IS II型までのレンズにも装着はできますが完全にはフィットしません。LP-55N2をご使用ください。
※EF500mm F4L IS USMレンズ(旧型)には装着できません。LP-53Nをご使用ください。
Canonの超望遠レンズはIS III型からレンズフット取り付け部分の形状が若干変更されました。ネジ穴の位置や太さは全く同一ですのでIS II型までのレンズフット(LP-55N・LP-59N)も装着することはできたのですが、取り付け部分に段差ができてしまいあまり見栄えが良くありませんでした。
それでもアルカスタイルで運用するには純正フットにレンズプレートを装着する必要があり、どうしても重心が上がると同時に別パーツを装着することでの緩みやガタの発生などの不安要素と重量が増えてしまいます。そこでIII型レンズにぴったりとフィットするレンズフットの登場です。
形状的にも、純正フットはリング部分から湾曲して前方に突き出したように成形されています。この形状ではバッテリーグリップやテレコン装着時など相対的にボディ側が重くなった際にバランスが取れないことがあります。KIRK製フットを側面から見ると逆T字形状にレンズ後方まで延長され、底面の前後長は約145mm確保されています。結果としてリング直下付近までスライドさせることが可能となり、バランスの調整幅は純正よりもはるかに広くなっています。
またプレートを装着すると緩みに悩まされることが多いものですが、KIRK製フットに交換することで直接アルカスタイルのクランプに装着することが可能となりますので安定性は抜群です。また低重心となるだけでなく、部品点数が少なくなることによる高剛性化・軽量化も同時に達成されます。最適化されたレンズフットでの撮影により間違いなく結果も変わってきます。
底面には2ヶ所に三脚ネジ穴が設けられています(3/8-16in×1、1/4-20in×1)ので、一般の三脚や一脚へのネジ止め固定も純正と同様に行えます。もちろんレンズフードの逆付け収納時にも干渉しないよう配慮されています。
KIRK製レンズマウントは6061-T6アルミ合金の塊(インゴット)からCNC(コンピュータ制御)加工により高精度で削り出し成型されています。軽量なアルミ合金の中でもAl-Mg-Si系の6000番台は耐食性が高く、T6熱処理により2017ジュラルミンに匹敵する強度まで高められた母材は競技用自転車や自動車・船舶・航空機など各種の部品から鉄塔やクレーンにまで用いられるハイグレードな金属です。加えて表面は黒い塗装ではなく硬質ブラックアルマイトの硬度の高い皮膜で全体を覆うことにより着脱を繰り返しても傷がつくことはほとんどありません。これは傷がついたら見栄えが悪くなるという話ではなく、クランプで固定する際に傷が潰れただけでしっかりと締まっていなかったという失敗を回避するために必要な機能です。また固定ネジ類は錆の発生による強度低下の心配が少ないステンレス製となっています。
アルカスタイルのクイックリリースシステムではこの使用素材・切削精度・表面処理の3つが非常に重要な要素となり、どれが欠けても安定性、耐久性、安全性などに必ず問題が出てきます。なかには「航空機用アルミ使用」などと非常に曖昧な表示のメーカーもありますが、当然のことながら航空機でも強度の必要のない部分には1000番台のアルミ合金も使用されていますので、キチンと素材名が明示されていなければ全く意味がありません。アルカスタイルの広がりにより、中には巣が入った鋳造アルミを塗装しただけというプレートも存在し、実際に流通しています。新品の見た目ではなかなか判断できない部分ですが、全ての面で間違いなく優れているからこそ当店ではKIRK製レンズマウントを自信を持ってオススメしています。
さらに新たな機能として、底面にMAGPUL社のQD(Quick Disconnect)システムに対応するQDソケットが設けられ、ワンタッチでMAGPUL製スリング等の着脱が可能となりました。もちろんKIRKの設計に妥協はなく、アルミ合金をただ切削しただけでは金属同士の耐摩耗性に劣るためステンレス製の別パーツを圧入するという徹底ぶりです。もとは自動小銃などを肩から吊り下げ、同時に保持しながら射撃するための本物のスリングシステムですので信頼性は抜群です。QDシステムにつきましてはこちらのページで詳しくご案内しています。
底面の前後両端にはセーフティスクリュー(Ver.2)を取り付けられるようになっています。
アルカスタイルではクランプを僅かに緩めるだけで簡単に重心バランスや撮影位置の調整ができることも特徴の一つですが、仰角や俯角を大きく取る撮影時には安全性の確保も重要です。セーフティースクリューを取り付けておけばスライドの限界でクランプに当たり、物理的に脱落してしまうことはありません。もちろん必要がなければ取り付けをせず、スライドさせて機材を着脱することも可能です。
また移動や運搬時に持ち手となるグリップ部分はP(プレーン)タイプとSG(シュアグリップ)タイプの2種類が設定されています。グリップ部分も素材はアルミ合金製となりますが、表面処理をPタイプは硬質アルマイトのまま、SGタイプはその上に滑り止めのコーティング処理がされています。冬場のグローブ装着時など金属面はどうしても滑りやすくなりますので、より安全性の高いオプションです。撮影環境によりお選びください。
※アルカスタイルに対応するダブテイルは上下ダブルデザインで、フット部分上面にはフラッシュブラケット(FB-CL・FB-TEL)の直接装着が可能です。
※全てのKIRK製レンズマウントはKIRK製クイックリリースクランプでの使用を前提として製造されています。
アルカスタイルと称して販売されていても他社製クランプは製品のバラつきが大きく、レバーリリースタイプは適合が非常にシビアです。特に中国製品ではメーカーごとの適合データを出せるような現状ではなく、脱落事故の情報も入っていますので安全のためKIRK製クランプとセットでご使用になることを強くお勧めします。
※機材を三脚に装着したまま移動させることは危険ですのでお避けください。また撮影時にもクランプの緩みがないよう充分にご注意ください。
※QDシステムはMUGPUL純正・正規品のみをご使用ください。安価なコピー品など粗悪品がかなり流通していますが使用は厳禁です。また装着する際にはゴミや砂粒などの付着がないかご確認のうえ、確実に装着してご使用ください。QDシステムにつきましてはこちらのページで詳しくご案内しています。
・Canon EF400mm F2.8L IS III USM(ロングタイプ)
・Canon EF600mm F4L IS III USM(ロングタイプ)
本体:6061-T6アルミ合金から削り出し成型
表面処理:硬質アルマイトブラック/シルバーサテン仕上げ
グリップ部:硬質アルマイトブラック/プレーン/シュアグリップコーティング仕上げ
固定ネジ:ステンレス製
全長:約145mm
高さ:約53mm
・レンズフット固定用ネジ×4
・レンズフット着脱用 3mm六角レンチ×1
・セーフティスクリュー(Ver.2) #4-40inネジ×2
・セーフティスクリュー(Ver.2)用 3/32in六角レンチ×1
【店内在庫がある場合】→カゴに入れるボタンの上に在庫数「残りあと○○」と表示
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