アメリカの雲台メーカーWimberleyより、KIRKキングコブラと並び称されるジンバル雲台、「ウインバリーヘッド」のご紹介です。428・64・856など超望遠レンズでもコンパクトカメラのように振り回すことが可能です。

<雲台部>

日本ではビデオ雲台を使用する方が多いこの分野の撮影ですが、世界的にはジンバル式が主流のようです。 どの方向にも抵抗なく角度変更が可能で、構造的にカウンターバランスを必要としません。まさに指一本の力だけで上下左右、自由自在に被写体を追うことができ、そのまま力を緩めれば静止します。

パン部・ティルト部とも精度の高いボールベアリングが内蔵されていますので、ガタつきや引っ掛かり感もありません。もちろんロック不足によりレンズがお辞儀してしまう心配もありませんから、機材の損傷や怪我などのリスクも低減することができます。

野鳥や野生動物の撮影などに必要とされる性能を全て兼ね備えた雲台と言えるでしょう。

<クランプ部>

アルミ合金製のノブ式クランプは万力のようにがっちりとプレートを挟み込み、ズレやガタとは無縁です。ノブを 1/4回転させるだけでスライド可能、2回転と30度ほどでクランプが開き、上から機材の交換や縦位置への変更ができます。ノブ式はロック/アンロックの手ごたえがわか りやすく、スライド時にはプレートのセーフティスクリューが機能しますので、不注意による脱落事故の確率も低くなります。

このクランプはKIRKプレートはもちろん、アルカスイス・ウインバリー・リアリーライトスタッフなど、全ての「アルカスイス・スタイル」プレートをホールド可能です。