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良い買い物でした
2017/03/06 投稿者:誠 おすすめレベル:★★★★★
カメラを動かすときの非対称ボールの抵抗が適度で、締めるときにもほとんどズレません。ノングリス自由雲台は不安でしたが、アルカスイスは問題ありませんでした。グリスタイプの或る自由雲台は滑らかでピタリと締まるのですが、グリスで機材や服やバッグが汚れて困っていました。またグリスを使わない自由雲台はジッツオを二つ経験済みですか、締めたときのズレが許容範囲外でした。大きさは、ジッツオトラベラー1型に付けて脚を180度折り畳むと少し開いた状態になりますが、許容範囲です。そのうちジャストサイズになるトラベラー2型に付けようと思っています。ジッツオのマウンテニア0型、1型に付けるなら重さの点からアルカスイスPゼロ以外の選択肢はありません。アルカスイスZ1(未購入です)はジッツオ2型マウンテニア(未購入)以上かと個人的に思います。70-200,2.8を使うことになりましたら、検討します。Kirk自由雲台も、私は未体験ですが、Jinさんのご推薦ですので安心できそうですね。アルカスイスPゼロKirkを使って気になった点が二つ。クランプを締めたつもりがフレーミング中に緩んでいることが何度かありました。単体で同じKirk円形クランプを一脚につけて使っていますが、緩んだことがなかったので不思議です。(多分私の締め方が悪いと思います)もう一つは、パンノブが邪魔でリングを締めにくいことです。パンノブの位置はずらせますので今、邪魔にならない位置を模索中です。多分パンノブは右に向けておくのが一番いいのでしょう。ネットで使用感を検索していますと、締めたとき右にズレる、というのがありましたが、確かに300ミリを無理やり載せてフレーミングすると少しズレる感じですが、私は許容範囲でした。むしろ24-70,2.8ぐらいなら締めて右にズレるときは三脚に問題があることが分かって都合が良かったです。つまり、センターポールのナットを緩めていたり、クランプノブが緩んでいたとき、右にズレました。それぐらいアルカスイスPゼロ自体はズレないですね。高かったですが、クランプ一式隙のない完成度で、良い買い物をしました。
店舗より : 2017/03/07
ノブ式のクランプが勝手に緩んでくることはないと思うのですが・・・プレート側・クランプ側ともに砂などの汚れがないかご確認ください。クランプを挟み込んだ時にキチンと面接触になっていない可能性があります。
P0はロック時に本体部分をひねるような力が加わりますので、通常の雲台とは脚部に掛かる力が異なります。そのため雲台以外の部分に緩みがあると右方向=リングを締める方向にズレるような感覚があるのかもしれません。またボールにグリースを塗る必要がある雲台は総じて半締めでの動きがよくないですね。
パンロックノブの位置につきましては、撮影スタイルは皆さん異なりますのでなんとか邪魔にならない位置でご使用ください。
P0やBH-3Nは2型までは充分に使える雲台だと思います。Z1やBH-1Nは3型以上の脚部との組み合わせがオススメです。
悪い癖でした
2017/03/09 投稿者:誠 おすすめレベル:★★★★★
お世話になります。クランプがいつの間にか少し緩んでいる原因は、リングを右に締めるときに左手や、特に手袋がノブの下をこすることみたいです。私の悪い癖です。もう少しリングの下をつかまなければなりません。内部ボールは断面が宝珠型の上下非対称かと思ったのですが、楕円の非球面でしょうか、カメラが傾くにつれて抵抗が増すので、重量機材でも安心で、これはリンホフ(大、中)やジッツオ(2型)、梅本(40)のグリス雲台にない良い感触でした。z1はジッツオ3型三脚向きですか。ハスキー4段ハイボーイは重くてめったに持ち出さないので、p0とは長い付き合いになりそうです。
店舗より : 2017/03/09
クランプの緩みは撮影が不安定になるだけでなく、機材の落下や転倒の可能性もありますので十分にご注意ください。
雲台に正対したときにボールの左右幅が天地よりも僅かに広く加工されているアスフェリカル(非球面)ボールはアルカスイスの特許ですし、あの感触は好き嫌いが分かれるところでもありますが、ボール雲台の完成度としてはArca-Swiss・KIRK・RRSが順位をつけるわけではなく3トップだと思っています。他メーカーのものはやはりどこか一段(もしくはそれ以上)劣る部分があるのでオススメできず、したがって当店でも販売していません。
Arca-Swissは純正のクランプ部分がやはり弱点なので、当店で販売している雲台は全てKIRK製に強制的に付け替えているからこそ「これイイですよ」と自信をもって言えるのです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
馴染んでます
2017/07/18 投稿者:誠 おすすめレベル:★★★★★
数ヶ月前からジッツォのシステマティック3型ロングで使うようになり、この雲台の実力を実感しています。ジッツォ1型に付けて感じた、300ミリを無理矢理つけての締めるときのネジレ感は店長さんがお書きのように三脚のネジレですね。3型ジッツォではそういうネジレ感はほぼ有りません。今ではすっかり馴染んで良い相棒です。
店舗より : 2016/07/20
スチル用の三脚は構造的にねじれ方向の力にあまり強くない(その強度はあまり求められない)ため、軽量な三脚ほど顕著に表れてしまいます。さすがに1型に300㎜は無理があるかと思いますが、3型システマであれば最適ですね。
P1の方がボールもひとまわり大きくなりますのでより軽い力で止まるかもしれませんが、仰角・俯角を大きく取れないところが弱点です。
オススメは何でしょう
2017/07/20 投稿者:誠 おすすめレベル:★★★★★
300ミリを持ち出すときはハスキーハイボーイ4段にしていましたが、徒歩公共交通では重くて苦行でした。p0とシステマ3は軽いので苦にならないのが良いのですが、ニコン1桁機に1キロ越えのレンズをつけますと、60度を超える仰角俯角で、かなり強くp0を締め付けないと動きますね。そこで質問です。なるべく軽い雲台で90度まで倒せて、締め付けも軽い力ですみ、さらにp0のように多少傾いた三脚でも水平にパンできる自由雲台でオススメはありますか。値段はこだわらないです。個人的にはアルカスイスz1ダブルパノラミックが正解かと。よろしくお願いします。
店舗より : 2016/07/21
三脚での撮影をする方にとっては最低限、カメラ・レンズ・三脚・雲台がワンセットで「撮影機材」です。どれか一つバランスが崩れても安定した撮影は望めません。
ご使用の機材での撮影条件ですとやはり雲台はZ1+dpのKIRK Modelがベストチョイスかと思います。 -
重いのでも使えますよ
2016/01/09 投稿者:YG おすすめレベル:★★★★★
旅行用の、小型三脚・雲台として選択しました。GITZOのトラベラー2型に装着しています。
2型トラベラーを180度脚を回して収納の際には、数mmだけ隙間ができてしまいますが、特別問題はないと思いました。
日頃は、200mm程度までを載せるのに使っていますが、428を載せても、結構止まってくれますので、カックン、三脚ごとの転倒は注意する必要ありますが、応急避難的に使えるだけの安心感はあります。
初めて見る形で、購入前、使用感はどうだろうかと不安がありましたが、思いのほか使いやすく、一般的な自由雲台ですと、水平出しを基部でしたとしても、クランプ部は水平ではなく、パノラマ等には、再度水平出しをする二度手間がかかりますし、下向きに開口していますので、埃も入りにくいのではないかと、これにしてよかったと思っています。
P1とP0では、取り付け部分の径が異なります。機能的にはP1のほうが、よいと思いましたが、サイズ含めて、適材適所の選択が必要で、私は今回P0を選択しました。 GITZOのGT4552TSとかですとP1にすべきと思います。
店舗より : 2016/01/14
他にはない形状の自由雲台ですが、慣れると確かに使いやすいですよね^^
P0とP1はもちろん大きさも異なりますが、P1は雲台部で90度傾けることができないところが最大の違いです。
望遠レンズの三脚座での運用やボディにL-ブラケットが装着されていればさほど問題にはなりませんが、仰角を大きく取りたい場合などでは使い勝手に差が出てくるかもしれません。
いずれにしましてもGitzoの2型トラベラーにP0はベストチョイスだと思います。