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使用数日ですが
2017/01/06 投稿者:T おすすめレベル:★★★★★
年末ぎりぎりにJIN殿より届けて頂き、年末~年始にかけて数回使用してみました。canonのヨンニッパ2型、ヨンヨン2型で5D MARK3や80D、テレコン1.4の3型などを使用。足はジッツオの5型カーボン三脚。
レンズフットはKIRKのLP59NとLP55N。さすが、KIRKのクランプとレンズフットの組み合わせは、嵌りが良いと感じます。ウィンバリーのジンバルにつけてる時より安心感が得られるように思います。クランプを外す時の素早いレスポンスも嬉しいですね。
全てをガッチリ閉め込んで、足元を不安定な河原沿いの少し土台が緩めの場所でテスト撮影。ライブビューにて10倍に拡大をして、まずはレンズフットあたりを少し触ってみて、その後レンズフード先、カメラ本体と振動を与えて見ました。
個人の感想では良くブレを抑え込んでるように感じました。
使用状況にもよりますが、ヨンニッパ、テレコ1.4、5D3の時には多少ブレがありました。これは足場の状況が相当悪い状態でのテストでしたので、十分及第点かと思います。
今度回転防止ピンを外し、3.18クランプでも試したいと思います。出来れば3.18クランプも2.6クランプのように回転防止ピンに嵌めあえるようなJIN殿特注品が発売されると嬉しいかと思います。原状の裏面の形状だと長手方向は追加加工出来ても、短手方向は追加加工が出来ませんもんね。
また、野鳥の飛翔をこの雲台で追っかけてみました。パン方向を緩めると前後左右のガタが少しでますので、前後方向の持ち手で、ある程度抑えつけるイメージでの使用としてみました。
ジンバル雲台やビデオ雲台のような滑らかに被写体導入、追従、撮影というのはかなりの腕が要求されるように思います。各部閉め込みの具合が難しいのです。
やはりこの雲台はじっくり静物写真、風景写真に向くのだなと思います。ただ動体物も撮れないわけではありません。あくまでスピーディーな動体物の撮影に高いスキルが必要というだけの話です。
実際、私は動体物もイケるかも?という感想なんです。
頑張れば…ですがね。
まだまだ使い始めたばかりです。夜行性の動物を低速SSで撮る時、どのくらい期待に応えてくれるか、今から楽しみです。
あ、パン方向の締め付け部のカバーっていうんでしょうか。HUSKYのロゴの入った部分。ここが少しカタカタするのだけマイナス点でしょうかね。それとも私の使用方法がおかしく、本当はカタカタしないものなのでしょうか。
店舗より : 2017/01/06
HUSKYヘッドで快適に撮影ができるのはやはり328クラスまでで、428での運用は文字通り少々荷が重いかもしれませんね。おそらくクランプを3.18インチのものに替えても大きな変化はないと思います。そのクラスのレンズにはやはりKIRKの新しいジンバルヘッドG1をお勧めします。Wimberleyとの差も実感していただけることと思います。
また構造上パンロックノブを完全に緩めるとどうしても遊びがありますので、少し噛ませた状態で動かしてご使用ください。最初はどうしても動きにムラがありますが、土台のシャフトとパンロックのコマの当たりが出てきますとガタも出にくくなり、動きもスムーズになってきます。他社の雲台でこれをすると「当たり」ではなく「へたり」につながってしまいますが、各部が馴染んでからが本当のHUSKYです。
ティルト軸も同じなのですが、当たりが出るということは金属同士が若干摩耗してくることを意味します。新車の初回点検でオイル交換をするのと同じように、本当はこのタイミング(およそ1年ほどでしょうか)でグリースを入れ替える(メーカーOHをする)のがベストです。おそらくその後10年は快適にご使用いただけるはずです。
またHUSKYロゴの入ったプラスティック部品はどれもカタカタと動いてしまいますね。あくまでもメインドラム内に大きなゴミが入らないようにするカバーで、雲台の動きには一切関係のない部分ですので安心してご使用ください。もちろん動かない方が精神衛生上はいいのですが、この部品にコストを掛けてピッタリ合わせても雲台の動きは変わりませんので、それで実売価格が上がってしまうとしたらあまりいいことだとも思えません。
是非とも長くお付き合いいただければと思います。 -
最強の3Dへッド
2016/02/29 投稿者:テッチン おすすめレベル:★★★★★
他社製の3D雲台に不満があり評判の良いハスキーを検討していた所、KIRKクランプとのコラボレーションモデルがあるのを知り購入しました。現段階では最強の3Dへッドだと思います。
店舗より : 2016/02/29
実はこのヘッド、私自身が欲しかったものなんです。
個人所有のものは2箇所にドリル&タップ加工をしてクランプを2点止めにしているものもありますが、クランプの向きを変更することができません。
HUSKYの高い基本性能とKIRKクランプの使いやすさを合体させたこの雲台は当店の一番の自信作です。 -
迷うならこれだ
2015/12/18 投稿者:馬でーす おすすめレベル:★★★★★
輸入品時代に使用、高年齢で重くなりボール雲台に変更、最近わ待ちが多く、動かず、なら過去実績有満足品をと思い、仕様変更なく、更に国内製造との事、プレートなどアルカで統一してるから、Jinさんオリジナルカークも大変宜しい。ウッドパン棒も中々、付加価値高い。3ウエイで回り道するならハスキー知った時点で購入されたし。直、足わ、G社なら3及び4型がベスト。
店舗より : 2015/12/18
ウッドパン棒と合わせ、撮影のお役に立てましたら幸いです。
輸入時代もトヨ商事扱いの正規品と平行輸入品では明らかな品質差がありました。
もちろん素材は同じですから、組み立て精度の差が日本での(特にプロカメラマンからの)絶大な信頼と圧倒的なシェアを獲得しているものと思います。
海外のカメラマンが使っていないから(?)という人もいますが、海外にトヨ商事扱いのハスキーはなかったですからねぇ・・・ -
絶対にズレない雲台
2015/08/22 投稿者:Old turtle おすすめレベル:★★★★★
ノーマルハスキーを所有しているのですが、ロックナットをきつく締めている場合にもいつの間にか水平がズレている事があり、上部コルクの劣化が原因であると思っていました。
当製品は原因となるコルクがなく、予め位置決めピン穴も開いているので絶対にズレることがなく、クワエ向きの変更も、特殊な工具不要で、ロックディスクをゆるめクランプを回せば90度に設定されている穴に嵌合するのでカンタンです。
撮影準備に余分な手間と心配を払拭してくれる名品です。
アルカ互換システムに換装している方はKIRKクランプの精密、堅牢性と相まって、「交換してよかった」と心から感じられると思います。
店舗より : 2015/08/22
HUSKY雲台のコルクは500円でパーツ販売されております。
ノーマルハスキーでもコルクが劣化していなければそうそうズレるということはないと思うのですが・・・
ハスキー雲台のコルクはブレの原因とならないよう非常に薄く、また材質自体も製造時点でゴム系の材料を練り込んだ非常に質のいいコルクです。
もしKIRK Modelと併用されるようでしたらご検討ください。